姪の高校合格祝いその3は、私の両親、弟、妹と一緒に西麻布「調鼎チョウディン」へ。
父がフレンチ、中国料理が大好きなので、外食はほとんどこのどちらか。
父は広東料理い行くことが多いので、四川料理をいただけるお店にしました。
お通しは「空豆の四川風揚げ」
食前酒のよいおつまみになるのですが、この日は父が車できていたため、まさかのノンアルランチです(涙)。
代わりにジャスミン、プーアール、ロンジン、3種のお茶で。
好みを選んで、前菜を盛り合わせで。
それぞれ1人前を6皿にわけていただきました。
「棒棒鶏 若鶏の冷菜 芝麻だれ」
山椒だれの椒麻鶏もあります。
「雲白肉 豚バラスライスの甘辛ソース」
ゆでて程よく脂が落ちたバラ肉。
ピリ辛のソースとバラ肉の甘味のコンビネーションがたまりません。
「自家製腸詰」
黒豚を使っています。
薄くスライスされ、噛みしめるほどに旨みが味わえます。
「ホタルイカの八角煮」
旬のホタルイカ、すっと突き抜けるような八角の香り、初めて経験する取り合わせに舌がうっとり(笑)。
「夫婦肺片 牛ほほとハチノスの冷菜」
本当に紹興酒がほしくなる・・・・・
四川料理というと麻辣をイメージしますが、こちらのお料理は様々なスパイスが使われていて、冷製の前菜5種も全て味わいが異なります。
「ゴーヤとトマトの甘酢漬け」
スパイスが効いたお料理が多いので、甘酢漬けでサッパリと。
「ラムとクミンの辛味炒め」
両親ともラムはフレンチでしか味わったことがないようで、中国の味付けにかなり喜んでいました。
「小籠包」
1人分ずつ蒸籠で供されます。
蓮華にのせて、皮を破って流れ出る熱々の肉汁をまず一口。
澄んだ肉の旨みを味わいます。
「海鼠(ナマコ)と牛アキレス腱煮込み」
コラーゲンたっぷりのトロントロンの煮込み。
中国では海鼠は大きいまま調理するのですね。
とても柔らかい口当たり。
トリュフのスライスがよい香りです。
「海鮮入りXO醤チャーハン」
海鮮の出汁とXO醤の味わいが、お米一粒一粒に絡みついているような美味しさです。
「酸辣湯麺」
温かい汁麺の中で一番好きなのがこれ!
麺をえのきとえりんぎと一緒にほうばると、シャクシャクしたした食感が加わりいいですね。
「四川風水餃子」
ニンニクの辛いオイルをかけるのが四川風。
モチっとした厚い皮も美味しい。
デザートは「雪蛤 はすも」。
「美味しんぼ」で読んでいらい一度食べてみたいと思っていたのです。
これ、黒龍江省に生息する中国林蛙の卵管。
冬眠と出産をひかえた林蛙の卵管は、女性ホルモン、ビタミン、アミノ酸、コラーゲンをたっぷりと含んでいて、美容効果も高い高級薬膳食材。
味付けは桂花(金木犀)と桃の樹液。
ほんのりと甘酸っぱく、雪蛤はつるっとした滑らかな食感。
左から雪蛤、桂花、さいかちの実(生薬)。
伺うたびに初めての美味しいお料理をいただける「調鼎チョウディン」。
次回も楽しみです。
住所: 港区西麻布4-3-2 田丸ビル2F
電話: 03-6451-1594