グルメ:和

西麻布「霞町三〇一ノ一」西麻布らしい隠れ家和食



大箱ではなく個人経営の飲食店が、個性を競う西麻布。

著名なお客さんが多いのも特長です。


10年前にオープンし、名うての料理人が贔屓にしている「霞町三◯一ノ一」を紹介いただきました。


オーナーは美味しいものを求めて、全国津々浦々出かけていく行動派。

お献立に、各地から選りすぐり食材が並びます。

アラカルトもありますが、この日は常連の方のご紹介。八寸から始まるコース仕立てでいただきました。


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「レモンサワー」

下町のレモンサワーをソルティードッグ風に。

程よい酸味、塩が暑さと湿気で疲れた喉を潤します。

氷が入っていないので、グラスが汗をかきません。

ビールよりのど越しがよく、お店のセンスの良さを感じます。


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八寸「黄身味噌漬け酢橘釜、鶏天香り山椒、太刀魚醤油焼き万願寺、新生姜甘酢漬け、玉子焼き、鯛棒寿司」

梅雨のうっとうしさを払拭する清々しいあしらいです。

黄身味噌漬けは、味噌と黄身のクセがまったくなく、上等なカラスミをいただいているような感覚。

江戸前の甘い風味の玉子焼き開店以来の人気メニュー。高島屋で期間限定で販売されたこともあるそうです。


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黄身味噌漬けにあわせて「北雪」を。

フルーティーで味のふくらみを感じます。


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「大分 釣りあじ生姜醤油」

ふっくらとして適度に脂がのっています。

青魚ですが、生姜がなくても雑味を感じません。


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次のお奨めは「吟 十八号」

こちらは印象深い辛口です。

焼酎、日本酒の利き酒師でもあるオーナーが自ら蔵元を訪ね感動、感銘したお酒を中心に、常時40種類ほど揃えているそうです。


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「茨城 すずき薄造り 梅肉醤油」

薄造りにしたすずきは、初めて。

はじくような弾力のある食感は、あとをひきます。



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「鯛しゃぶ 笹葱 豆腐」

こちらの鯛のお料理は、オーナーが自ら福井三国沖で自ら釣り上げたもの。

「馳走」ー客人をもてなすために自らが走り回り食材を集めるーという言葉が頭をよぎりました。


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鰹出汁がタップリと入った鍋に、笹葱と豆腐を入れます。


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鯛を1分位しゃぶしゃぶして、こんな具合にいただきます。

鰹出汁に負けない鯛の旨みに驚きます。


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「鯛かぶと煮 茄子 オクラ」

棒寿司、しゃぶしゃぶのあとは、かぶと煮。

本当に贅沢な鯛のいただき方です。

ヒレの付け根の身の美味しいこと!

こちらも江戸前の少し甘味がある煮つけ方です。


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「豚カツ」

なんとこの豚、「百年の孤独」の酒粕を食べさせているそうです。

宮崎から冷凍せずに空輸。

身は歯ですっと噛みきれるほど柔らかく、脂身は酒粕の味と香りがして、アミノ酸のお蔭で旨みが増し、えもいわれぬ美味しさです。


同じ素材での生姜焼きは、玉子焼きと同じく開店当時からの人気メニューだそうです。


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土鍋が炊けました!

お米がたっていてツヤッツヤ。


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これから「鯛茶漬け」です。

まずはお米だけを一口。


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そして鯛のヅケで又一口。


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鯛のエキスがでている鯛しゃぶの鰹出汁を回しかけて、鯛茶漬けです。

白ごまを加えると、味の輪郭が引き締まります。


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「鯛飯」

鯛茶漬けのあとですが、あまりの香りのよさに軽~く一膳所望してしまいました。


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上品な出汁の風味で、白米とは又別の美味しさを味わえます。


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最後のお味噌汁は、大豆になる前の枝豆味噌。


「生産者とお客さんを介する役割りを演じ、価値を共有できるお客さんと美味しいものを通して一緒に幸せになっていきたい。」と語るオーナー。

このオーナーだから、これほどまでの「美味しいおもてなし」ができるのだろうな~と感じた食事会でした。


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【霞町三◯一ノ一】

住所: 港区西麻布2-12-5 MISTY西麻布 3F

電話: 03-6805-3227


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by yukikusama | 2016-06-21 02:03 | グルメ:和

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