中目黒といえば、焼き鳥!
モクモク系の昔ながらのお店から、モダンなインテリアのお店まで好みに応じて選べます。
今回伺ったのは、デザイナー系の建物で熊本の天草大王を中心に味わえる「炭火焼MARU」。
鶏を扱って13年の佐藤シェフ兼店長の技が光るお店です。
鶏料理は全般的に好きなので、おまかせプラス気になったメニューという構成でお願いしました。
内臓系も揃っています。
「胸肉のとりわさ」
わさびと醤油の下味が見事。
ツーンとするわさびの味わいとしっとり柔らかな胸肉を最初にいただき、その後のメニューに期待大!
「レバーパテ」
メニューにレバーパテがあれば絶対に頼む友人と一緒に行ったので、マストなオーダー。
シットリと繊細に仕上がったレバパテは、ピンクペッパーと一緒にいただくのが大正解。
かなり丁寧に下ごしらえしたパテだと感じました。
「おたふく」
いわゆる胸腺です。
フレンチでも内臓料理が美味しいお店は評価大!なのですが、こちらもいいですね~。
食感が面白い素材は、クニュクニュ噛む=口内全体で美味しさを味わう という公式が成り立ち、満足度が高いのです。
蠱惑的なのも魅力です。
「天草大王鶏の瓦焼き」
オーナーが熊本に行って探しだしてきた天草大王鶏。
東京でも扱っているのは数軒だそうです。
シッカリとして噛みごたえのある肉質と旨み。
柚子胡椒をつけていただくと、さすが九州!の美味しさにハイボールから焼酎へ。
熊本産ではなく宮崎産ですが、大好きな「中々」を。
「ちょうちん」
卵が苦手なのですが、身が美味しいのです。
私は身を堪能して、黄身は卵好きな友人に。
「フォアグラ串」
これは気になっていました、フランス ランド産
和食でフォアグラをメニューに取り入れるお店が多くなっているので、どのようなアレンジが気になっていました。
炭火で焼いて、焼き鳥の甘辛いタレ。これがかなりドンピシャにあいますね~。
フレンチで美味しいフォアグラに芳ばしさが加わったような味わいです。フォアグラとあうとされているブルゴーニュの高級ワインとあわせてもひけをとらないかな~と思う美味しさです。
「厚切り牛タン」
こちらは東北からです。
タン好きとしては、鶏屋さんといえども食べてみたくて。
さすが13年焼き鳥に関わってきた佐藤シェフ。
炭火の通し方が素晴らしいです。
「ガラスープと親子丼」
最後は、「親も親なら子もすごい」というキャッチフレーズの名物親子丼とガラスープ。
スープは滋味あふれる味わいでコラーゲンたっぷり。
親子丼は、卵の美味しさが際立ち、軽く澄みきった味わいです。
オーナーの素材の探究心とシェフの鶏へのこだわりが感じられるお店です。
【炭火焼MARU】
住所: 目黒区上目黒2-12-2 W.NAKAMEGURO 1F
電話: 03-6451-2592